
家で育てたいちごはなんか微妙なのが多い。家でも安定して美味しいいちごを育てたい。ということで、品種のせいで負けが多いのではないかと思っているペソギンです。
そんなこんなでいちごの品種を調べていると「甘味」「酸味」「風味」がそろって、四つ星級においしいという美味しくないわけがないよつぼしという品種にであったので猛烈に育てたくなって種を買ってしまいました。

これからはこのよつぼしの種を大切に育てて、美味しいいちごの収穫を目指していきます。
よつぼしとは
よつぼしは「甘味」「酸味」「風味」がそろって、四つ星級においしいことから”よつぼし” と名づけられたいちごのようです。
日本では2番目のイチゴ種子繁殖型品種で、実用利用される品種としては初めて。
また、種子繁殖であるため、病害虫の親子間伝染を回避し抜群の増殖率で、優れた種や苗を効率よく得ることができるとのこと。

いちごは通常、ランナーというこのツルのようなものから増やしていくのですが、これだと親株から病気や害虫を受け継ぐ場合があるので、一度やられると再起が難しいのですよね。。。
なので種から育て直して、病害虫リスクを大きく減らせるこのよつぼしは期待の星です。
いやいや、いちごなんて実についてる種を植えれば同じじゃない?


親株と同じ品種はランナーのみ。
種から増やした場合は親株と異なる性質のものとなり、発芽しても親株よりも良いものができる可能性は限りなく低いみたいですよ。
せっかくいちごにいちごになれたのに親の壁を越えられないなんて。。。

よつぼしの種まき
必要なものは
- よつぼしの種
- 蓋のできるプラスチック容器
- ティッシュやキッチンペーパー(スポンジやロックウール等保水性の高いもの)
- 気温20~25℃程度で、日の当たる環境

上記の必要なものや環境を整えて、こまめに乾いていないか確認しつつ、乾けば湿らせてを繰り返すことで1〜3週間程度で発芽します。

やっぱり少しは違いを見てみたいなということで、左の容器は3日だけ低温環境で管理した後に仕事部屋へ。右の容器は1日目から仕事部屋という感じで少し違いを持たせて管理してみました。
スポンジだと吸水性が弱かったので、ロックウールはこちらのものを使用してみました。

最初から仕事部屋で管理した場合の発芽状況
1日目から3日目は特に変化なし、最初の変化があったのがなんと4日目
もともと、こんなだった種が

先端に白い粒らしきものが出てきた。

全体からみるとなんとなく白い?ってレベルですが、変化は出てきてそう。

5日目に確信
これは絶対に発芽。

6日目でさらに芽らしく

7日目で双葉がでた

その頃他の種も順調に根が出てきている状態で、ロックウールに乗せたものの方が発芽が早そうだったので全てロックウールに移行しました。

14日目でほぼ出揃った感じ

3日だけ低温管理した場合の発芽状況
10日目まで特に変化はなく、11日目にやっと根が出た

14日目で他も少し反応があるかなって感じで全体的に生育が悪い

最終的には16粒すべて発芽して発芽率100%
一番発芽が遅かった種は3週間かかりましたが、無事に16粒全て発芽しました
よつぼしの種まきまとめ
必要なものは
- よつぼしの種
- 蓋のできるプラスチック容器
- ティッシュやキッチンペーパー(スポンジやロックウール等保水性の高いもの)
- 気温20~25℃程度で、日の当たる環境
特に温度管理は重要

温度が低いと発芽率、発芽期間に大きく違いが出ることが確認できたので温度管理には注意しないとですね!
ところで、私は暑さに弱いけどちゃんと夏越しできるのでしょうか?


。。。
(苗で購入した方が良かったかな・・・)