先日作成したイタズラアプリの動作確認を行うにあたり、Mac上でWindows10を動作させたので、その時の導入手順をお伝えしたいと思う。
※インストール時に使用するWindows10のisoについては、購入する等で自前で準備する必要がある。
今回使用するツールについて
Mac上でWindows10を動作させる方法として、大きく分けて以下の3つの方法を検討した。
- VirtualBox(無償:Macとの同時起動可)
- Parallels Desktop(有償:Macとの同時起動可)
- Boot Camp(無償:Macとの同時起動不可)
VirtualBoxは、Windows上で使用してみて、動作が重くていい思いをした覚えがないが、他の2つは有償だったり、Macとの同時起動ができなかったりと不便であったため、あまり気は進まないがVirtualBoxを使用することにした。
ツールのインストール
まずは、ここからVirtualBox本体をダウンロードする。
ダウンロードしたdmgファイルを開き、VirtualBox.pkgをインストールする。
インストール途中に以下のポップアップが表示された場合は
システム環境設定 -> セキュリティとプライバシーから「開発元 "Oracle America, Inc." のシステム・ソフトウェアの読み込みがブロックされました。」に対して、許可を押す。
これでインストールは完了。
Windows10のインストール
まずは、VirtualBoxを起動する。
左上の歯車マークから新規作成を行う。
名前に任意の管理名(Windows10x64等)、バージョンをWindows10に変更し、続きを押す。
次にメモリのサイズを指定する。
私の環境では、16GBを搭載しているため4GBをVirtualBox側に割り当てる。
次に新規ハードディスクを作成するに選択し、作成を押す。
その後、VDI -> 固定サイズ -> 割り当てるストレージのサイズを選択する。
ストレージ容量に余裕がある方はパフォーマンス重視で、固定サイズを選択することを推奨する。
作成した仮想環境に対して、矢印アイコンの起動を押し、事前に準備しておいたWindows10のisoのパスを選択する。
するとこんな感じでインストールが始まるので、UIに従ってインストールを行う。
私の環境では、インストール開始から10分程度でデスクトップ画面が表示された。
これでWindows10のインストールは完了。
おわりに
インストールまでが10分程度で終わるなんて、早すぎてすごく感動した。
Mac Book Proが早いのか、VirtualBoxが早いのかはよくわからないが、10分程度でインストールでき、ちゃんと動くので使いやすかった。
試しにこの環境に対して、VisualStudioをインストールしてガチャガチャいじってみたが、特にストレスもなく使用できたのでこのMac Book Proさえあれば大抵のことはできてしまうのではないかと感じ、Mac Book Proの今後の可能性について非常にワクワクした。
いやー素晴らしい。素晴らしいMac Book Pro。
美しい見た目に素晴らしいスペック。
スマホもiPhoneに乗り換えて見ようかなー...
余談だが、VirtualBoxとMac間でクリップボードの共有化をしたい場合は以下の設定で可能となる。